子どもたちの間では、「ゴーヤー公園」と呼ばれている「宮城公園」がある、南風原町宮城集落を散策しました。宮城と書いて「みやぐすく」と読みます。
まずは、子どもたちを宮城公園で遊ばせてから、散策開始です。
集落内で多く見られた表札は「玉城」姓でした。沖縄では玉城を「たまき」「たましろ」さんと呼びますが、宮城集落では、表札に記載されていたローマ字をみてみると、「たましろ」読みが多いようです。
集落内には多数の史跡があり、それぞれに案内板もあり、良い勉強になりました。
宮城公園
モダンな遊具、健康増進機器、野球場、テニスコートなど供えている公園です。駐車場はありますが、公園の大きさに比べると少ないようです。
宮城公民館
立派な公民館がありました。壁には「宮城区標語」が書かれていました。
みんなの力で 大きく育てよう、羽衣の里 みやぐすく
羽衣については、宮城公園の近くに、說明が書かれた石碑がありました。
公民館
ウガンモー
宮城公園の近くに「ウガンモー」と呼ばれる拝所?がありました。
宮城農村公園
集落内にあるもう一つの公園。こちらの公園は広場で、幼児向けの小さな遊具が1つ有るだけです。
イーヌカー
イーヌカーと呼ばれる昔の村落井戸です。今でも水がでていました。
上之御嶽
宮城農村公園の奥、高い所に御嶽がありました。
ノロ殿内(ヌンドウンチ)
宮城ノロが祀ってきた火の神、香炉が置かれているとの案内板がありましたが、中の様子は見えませんでした。
デーコク(大国)
天女を娶ったとの伝承を有する大国子(デーコクシー)ゆかりの旧家の神屋とのことです。
ウミチムン
デーコクシー(大国子)ゆかりのあるカマド跡として伝えているとのことです。
ウスクガー(御宿井)
ウスクガーと呼ばれる村落井戸。フェンスで閉じていますが、中には水がありました。