旧玉城村に属していた南城市前川集落を散歩してきました。
公民館の前が駐車スペースになっていたので、車を止めて、公民館に挨拶に行くと、公民館の中に働いている人がおり、この集落での散策場所などの話を聞くことができました。
さらに、驚いたのは、「 前川 マーイ」というパンフレットが準備されており、集落内の見どころや史跡が紹介された、 絵地図となっていて、わかりやすく有効的に集落内を散策することができました。
ちなみに、沖縄を代表する観光地の一つでも有る「玉泉洞」は字前川にあるのですが、前川マーイ推奨コースには含まれていませんでした。
玉泉洞以外、これといった観光地でもない前川集落ですが、「伝統的な集落形態を見てもらうという」自治体の皆さんの頑張りはすごいと感じました。
前川マーイ 名所紹介 絵地図
前川集落で、特に多かったのが ニンベンの無い 「中村」姓です。集落の高いエリアに多く見られました。また、「知念」姓も多く見られました。
前川公民館
ムラヤーと呼ばれる公民館 公民館内にあった絵地図
ハルマーイチヂ(展望台)
前川集落の一番高い所にあります。說明には、首里城や慶良間諸島まで見渡せると書かれていました。首里城は焼失したので、見れませんでしたが、首里の電波塔等は見れましたので、再建すれば見れると思います。
展望台 展望台絡みた首里方面 展望台から那覇方面
知念之殿
展望台から少し降りた所は開けた所になっており、「知念之殿」という拝所になっています。
前川樋川
前川樋川
前川民間防空壕
崖に面した場所に穴が掘られていました。中にはつぼが多数転がっていました。

龕屋跡
龕屋があったことを示す記念碑があっただけです。
石積みの屋敷囲いと石畳
見事な石積みの屋敷囲いと石畳が残っている場所がありました。
村落獅子
イリ(西)のシーサーと、アガリ(東)のシーサーが前川集落を災いから守っていました。