北中城村喜舎場

北中城村の中心的な集落である、喜舎場集落を散策してきました。

喜舎場の集落は県道81号線から北側に小高い丘の斜面に発展しています。

丘の高い所に、喜舎場公園があり、公園の駐車場に車を止めて、散策開始です。

喜舎場の集落は、だいたい碁盤目状に構成されていますが、かなり大きな集落です。

喜舎場集落でよく見かけた表札は「安里」姓と、「比嘉」姓です。 また、住所や屋号を併記した表札もよく見かけました。

喜舎場のシーサー

喜舎場公園の隅に鎮座する「喜舎場のシーサー」に挨拶してきました。もともとあった場所は同じ集落内ですが、もっとフィーザン(災いが発生する場所)に近い場所で、喜舎場集落に悪い気が入らないように守っていたようなのですが、今の場所に写ってきて大丈夫なのでしょうか?

仲間神屋

案内板などがないので、詳しいことはわかりませんが、仲間神屋と刻まれた石碑が示す小屋、その隣に御嶽のように木の根元に石積みのある、拝所がありました。

喜舎場公民館

喜舎場集落の中心となる公民館です。公民館の正面に道を挟んで、広場があり、子供たちが遊ぶ遊具も設置されていました。

「喜舎場のおもろ」という題名で、歌が刻まれている石碑も建てられていました。

公民館の入り口に「きしゃば文化財マップ」がはられていました。これがあれば、喜舎場の見どころにすぐに行けそうです。

ウフカー

喜舎場公民館前の公園に隣接するように、「ウフカー」と呼ばれる、昔の集落井戸がありました。住民の方によってきれいに保たれています。

ビンダガー

喜舎場公民館から南側、少し低い土地には、「ビンダガー」と呼ばれる井戸がありました。大きな木の根本から、今もきれいな水が湧き出ている井戸でした。

喜舎場公の墓

喜舎場公園の奥に喜舎場公の墓がありました。鳥居をくぐり、80段以上の階段を登った所にあります。喜舎場集落の創建者ということです。ここからは、喜舎場集落もよく見えます。

小学校・幼稚園

大型バスが3~4台駐車している、コンクリート製の大きな建物があり、何かと思えば、「北中城幼稚園」でした。村立の幼稚園としては、1園しかなく、村内の全幼稚園児をまとめて受け入れているようです。

同じように、「北中城小学校」という村に2校しかない小学校の1校もありました。

ちなみに、北中城村では、中学校は1校、高校も北中城高校があります。小学校から、高校までずっと一緒というお友達も多いのでしょうね。

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